
うまくなりたい。でも怖い。それでも続ける、40代の話。
はじめまして、ユウタロウです。
40代で、スノーボードを始めました。
きっかけは大したことじゃありません。「このまま何も新しいことをしないまま歳を取りたくない」という、漠然とした焦りです。格好いい理由なんてなかった。
最初のシーズンは、ただガムシャラでした。他の人の目を気にする余裕なんてなかった。うまくなりたい、その一心で何回もリフトに乗り続けました。転んで、立って、また乗る。それだけを繰り返していました。
スクールに行ったけど、何もわからなかった
上達したくてスクールに通いました。
でも正直に言います。インストラクターの言葉が、最後までよくわかりませんでした。「目線を先に送って」「順ノリで身体を使って」——言葉の意味はなんとなくわかる。でも、じゃあ具体的に何をどうすればいいのか。
その場でわかったふりをして、一人でコースに戻って、また同じ滑りを繰り返す。そんなシーズンが続きました。
トリックに挑戦したら、身体が動かなかった
ある程度ターンができるようになって、トリックに挑戦しようとしました。
キッカーの前に立って、踏み切ろうとした瞬間、身体が固まりました。頭では「跳べる」とわかっている。でも、どこかを痛めるんじゃないかという漠然とした恐怖が先に来て、足が出ない。骨折するとか、膝が壊れるとか、具体的な何かじゃなくて、ただ「怖い」という感覚です。そのまま横によけて、その日は結局一度も跳ばずに帰りました。
チャレンジしたい気持ちはある。でも心がそこに向かえない。その葛藤が、今も続いています。
家族と滑る幸せと、自分の焦り
今は家族と一緒にゲレンデに行くことが増えました。それはそれで、本当に幸せな時間です。
でも正直に言うと、家族に合わせて同じコースを何度も滑っていると、ある感覚が出てきます。「なんとなく滑っているだけだ」という感覚です。
最初の1〜2シーズンは違いました。転ぶたびに何かを掴んでいる感じがあった。ターンが少しスムーズになった瞬間、リフトの上で「今日は一個進んだ」と思えた。その感覚が、いつの間にかなくなっていました。
上達が止まったわけじゃないと思います。ただ、レベルアップに時間がかかるフェーズに入ってきた。成長への刺激が、少なくなってきた。そういう感じです。
中年おじさんには、中年おじさんの成長の仕方があるはずだ
若者と同じやり方で上達しようとしても、無理があります。身体の回復は遅い。時間も限られている。怪我のリスクも高い。
でも逆に、40代には40代にしかないものもあります。物事を分析する力、継続する意志、「なぜそうなるのか」を理解してから動く思考回路。
若者とは違う成長の仕方が、絶対にあるはずだ。
それを自分で探しながら、このサイトに書いていきます。
このサイトを作った理由
同じような人が、絶対にいると思ったからです。
- 家族とのスノーボードは楽しい、でも自分軸でもう一段上に行きたい人
- 最初は成長を感じていたのに、今はなんとなく滑ってしまっている人
- スクールに行ったけど、言葉の意味がわからなかった人
- トリックに憧れているけど、怪我が怖くて踏み出せない人
そういう人たちに向けて、自分が試行錯誤してきたことをそのまま書いていきます。きれいごとなし、失敗も全部込みで。
目指しているのは、ノーリーフロントサイド360
このサイトの最終ゴールを正直に言います。
ノーリーフロントサイド360のメイクです。
40代が、スクールにも満足に通えないまま、年に数回しか滑れない中で、トリックを習得できるのか。その記録をそのまま発信していきます。できなかった日も、怖くて動けなかった日も、全部書きます。
3シーズンかかるかもしれません。もっとかかるかもしれない。でも、やります。
あなたへ
40代でスノーボードをやっていると話すと、「すごいね」と言われることがあります。でも実態は、毎回ゲレンデで緊張して、転ぶたびに「膝大丈夫か」と確認して、帰りの車で筋肉痛の予感におびえているだけです。
それでも続けているのは、雪の上に立っている時間が、今のところ自分にとって一番「生きている感じ」がするからです。
同じように感じている40代が、このサイトを読んで「自分だけじゃなかった」と思ってくれたら、それだけで十分です。
一緒に滑りましょう。
ユウタロウ
SNOWBOARD LAB 40 / 40代スノーボーダーのための情報ラボ