
40代がスノーボードで成長を感じ続けるための「滑走日誌」のすすめ
今シーズン、何回滑りましたか。
回数は覚えている人が多いと思います。でも「各回で何を練習して、何ができて、何ができなかったか」を言葉にして残している人は、ほとんどいないんじゃないかと思っています。
僕もずっとそうでした。滑って、楽しんで、帰る。それだけを繰り返していた。でもある時気づきました。同じ失敗を何度も繰り返していると。前回できなかったことを、次の滑走でまた同じようにできなかった。記録がないから、改善もできていなかったんです。
それから始めたのが「滑走日誌」です。
滑走日誌とは何か
難しいものではありません。毎回の滑走後に、3分で書けるメモです。
40代はシーズンに7〜10回しか滑れない人が多いと思っています。その1回1回を「なんとなく」で終わらせるか、「次に繋がる時間」にできるかで、シーズン終わりの自分が全然変わってきます。
滑走日誌のフォーマット
シンプルに、以下の5項目だけで十分です。
【滑走日誌】
日付・ゲレンデ名:
天候・雪質:
今日の目標:
できたこと:
できなかったこと・次回やること:
帰りの車の中でスマホのメモアプリに書くだけでOKです。長く書く必要はありません。一言でも十分です。
なぜ「できなかったこと」を書くのか
できたことだけを記録していると、成長は見えません。
できなかったことを言葉にすることで、次回の「今日の目標」が自然と決まります。「前回バックサイドターンの切り替えができなかったから、今日はそこだけ意識する」という流れが生まれます。これが「なんとなく滑り」から抜け出す一番シンプルな方法です。
書き方は難しく考えなくていいです。こんな感じで十分です。
できなかったこと・次回やること:
「バックサイドに切り替える瞬間、体が後ろに引けた。
次回は切り替え前に少し前に重心を移してみる」
「スピードが出てきたら怖くなってブレーキをかけすぎた。
次回は緩斜面でスピードに慣れる練習をしてみる」
「今日はキッカーの前まで行ったけど跳べなかった。
次回は跳ぶかどうかより、まず前まで行くことだけを目標にする」
一言でいいです。「バックサイドが怖かった」だけでも十分です。書くことへのハードルを下げることが、続けるための一番のコツです。
それに、できなかったことを書くのは恥ずかしいことじゃありません。できなかったことが言語化できている人は、すでに次のステップにいます。
シーズンが終わった時に起きること
滑走日誌を10回分書き続けると、シーズン終わりに面白いことが起きます。
最初の数回の日誌を読み返すと、「あ、これもうできてる」という発見があります。その時は「できなかった」と書いたことが、いつの間にかできるようになっている。これが成長の実感です。
その瞬間のために、日誌を書き続ける価値があります。
続けるコツは「完璧にしないこと」
滑走日誌を始めようとして挫折する人の多くは、最初から丁寧に書こうとしすぎます。
一言でいいです。「今日はバックサイドが少しマシになった」でも十分です。書くことへのハードルを下げることが、続けるための一番のコツだと思っています。
まとめ
滑走日誌は、上達のための道具というより、自分の成長を「見える化」するための道具です。
40代は20代より滑走回数が少ない。だからこそ、1回1回の質を上げることが大事です。滑走日誌はそのための、一番シンプルで一番続けやすい方法じゃないかと思っています。
次のシーズン、まず1回だけ書いてみてください。それだけで十分なスタートです。
ユウタロウ
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