40代がスノーボードで怪我をしやすい場面【実体験から学んだこと】

マインド・体験談

40代がスノーボードで怪我をしやすい場面【実体験から学んだこと】


スノーボードで怪我をするのは、派手な転倒だけじゃありません。

むしろ40代が怪我をしやすいのは、「疲れてきた時」「集中力が切れた時」が多い。気が抜けたところ、踏ん張りが効かなくなったところ。そういう瞬間に限って、身体が思うように動かなくて転ぶ。

今回は40代が特に気をつけるべき、怪我をしやすい場面をまとめます。


場面1:疲れてきた午後の「なんとなく滑り」

一番多いのが、疲れが蓄積してきた午後の「なんとなく滑り」です。

筋肉が疲弊してくると、集中力が落ちます。「なんとなく滑れているから大丈夫」という感覚になりますが、この状態が一番危ない。踏ん張る力が落ちているので、不意な動作ができなくなっています。ターンの切り替えが遅くなる。バランスが崩れやすくなる。普段なら問題ない場面でも、疲れている状態では対応できないことが起きます。

「あと1本だけ」が一番危ない。疲れを感じているのに、せっかく来たからという気持ちで無理に続けると、判断力も反射も落ちた状態で滑ることになります。

対策:疲れを感じたら素直に休む。ゲレ食を楽しむ。

40代は「疲れた」と感じるタイミングで、すでに限界に近いことが多いです。疲れを感じる前に休憩を入れるくらいがちょうどいい。

だからこそ、滑り以外の楽しみがあるゲレンデを選ぶことも大事です。ゲレ食が充実しているスキー場なら、「次は何を食べようか」という楽しみが自然な休憩のきっかけになります。岩原スキー場の「ピットーレ」のピザ、やましんのカレー、かぐらの中腹レストランなど、ゲレンデを選ぶ時にゲレ食も一緒にチェックしておくといいです。


場面2:疲れてきた午後に他のスキーヤーにぶつけられる瞬間

意外かもしれませんが、自分が転ぶのではなく、他の人にぶつけられて怪我をするケースは少なくありません。

20代の頃は、周りの動きを察知してサッと避けることができました。でも40代になると、反射速度が落ちています。「あ、来る」と思ってから身体が動くまでのタイムラグが、確実に長くなっている。

特に危ないのは、コースの合流地点や見通しの悪いカーブ、そして混雑したゲレンデの下部です。スピードを出した若いスキーヤーが突然視界に入ってきた時、40代の身体は間に合わないことがあります。

対策:「クイックに止まれる・曲がれる」練習を意識的にやる

この場面への一番の対策は、うまく滑ることより「瞬時に止まれること・方向を素早く変えられること」を練習しておくことです。

滑走の中で意識的にこういう練習を入れてみてください。

・「今すぐ止まる」練習
  任意のタイミングで急停止する。ヒールサイド・
  トゥサイド両方でできるようにする。

・「素早く方向を変える」練習
  短いターン弧で方向転換する感覚を養う。
  緩斜面でリズムよく小刻みにターンする。

これは上達のための練習ではなく、身を守るための練習です。華やかさはないですが、40代には必要なスキルだと思っています。


補足:レンタルで長めの板を使う時は特に注意

レンタルで普段より長い板に乗る時は、動きが全体的に緩慢になります。板が長いほど取り回しに力が必要で、方向転換やブレーキのタイミングが遅れます。

長めの板を初めて履いた日は、最初の1〜2本でクイックな動きの感覚を必ず確認してください。「この板でどこまで素早く止まれるか」「どこまで素早く方向を変えられるか」を把握してから本格的に滑り始める。これだけで、いざという時の対応が全然変わります。


共通して言えること

3つの場面に共通しているのは、「疲労・集中力の低下」です。

スノーボードで怪我をする時は、難しい技に挑戦している時より、疲れてきた午後の「なんとなく滑り」の方が多いじゃないかと思っています。プロテクターをつけること、疲れたら休むこと、ゲレ食を楽しむ余裕を持つこと。地味ですがこれが一番の怪我予防です。

40代は怪我をすると回復が遅い。仕事にも生活にも影響が出る。だからこそ、無理せず楽しむことが、長くスノーボードを続けるための一番の戦略だと思っています。

ユウタロウ


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